KIWAMI SAUNA × AI
業務改革プラン
現場の課題をAIで解決する具体的アプローチ
2026.04 | AI経営共創パートナーズ株式会社
本日のゴール2
現場の課題をAIでどう解決するか、具体的なイメージを共有する

1. 課題の共有

  • 日々感じている業務課題を体系的に整理
  • 「現場」「管理」「人材」の3軸で俯瞰
  • どこにどれだけの工数がかかっているか可視化
  • 課題同士の関連性を把握する

2. 解決策の理解

  • 各課題に対するAI活用の具体策
  • 実際のツール・フローのイメージ
  • 経営OSのデモで「動くもの」を体験
  • AIがどこまでできて、人が何をするか

3. 次の一歩を決める

  • 何から着手するか優先順位をつける
  • 必要な準備と体制を確認
  • 導入スケジュールの合意
  • まず動かす最初の1つを決める
課題の全体像3
11の課題は「現場オペ」「管理・数値」「人材・組織」の3領域に集約される
現場オペレーション 業務マニュアル整備 タスク管理の徹底 在庫管理 シフト管理 4課題 管理・数値 係数管理(売上・利益集計) バックオフィス業務 システム構成・ツール選定 3課題 人材・組織 施策の合理性チェック アルバイト評価指標 クリエイティブ制作 AIリテラシー教育 4課題
01
現場オペレーション
業務マニュアル・タスク管理・在庫管理・シフト管理
業務マニュアル5
課題
マニュアルが育たない3つの壁

壁1: 作成の壁

  • マニュアル作成自体に時間・工数がかかる
  • 日常業務の合間に書く余裕がない
  • 「誰が書くか」が決まらない
  • 正しい書き方・フォーマットがわからない
  • 結果として「後で書く」が永遠に来ない

壁2: 更新の壁

  • 気づいても反映までのハードルが高い
  • 改善点がLINEに流れて消える
  • マニュアルの進化スピードが遅い
  • 「直したい」と思っても編集権限や手順が不明
  • 古い情報が残り続け、信頼性が下がる

壁3: 品質の壁

  • 初日のスタッフが即動けるレベルに達していない
  • 写真・図解が不足し文字だけの手順書
  • 属人的なノウハウが共有されない
  • ベテランの「暗黙知」が言語化されていない
  • 部門・業務ごとにフォーマットがバラバラ
業務マニュアル6
解決策
LINEで送るだけでAIがマニュアルを自動生成する
LINE送信 箇条書き or 写真 音声メモ スタッフ誰でもOK AI自動処理 写真→手順記述 テキスト→構造化 既存マニュアルと統合 草案を自動生成 Claude Vision API 店長チェック 画面上で確認・修正 承認ボタン1クリック 所要時間: 5分程度 正式反映 マニュアル自動更新 全スタッフに通知
タスク管理7
課題
口頭指示が記録されず、抜け漏れ・遅延・未報告が常態化している
記録なし
口頭指示の大半が
タスク化されていない
自己延期
期限管理ができず
自己判断で延期が常態化
後日発覚
報告がなく未完了が
後から発覚するストレス

さらに深い課題

期限やタスク量が個人の裁量に依存 → 適切な負荷がかからず、メンバーの成長速度が停滞している

店長の負担
「ちゃんとやった?」を毎回確認する精神的コスト
属人化
誰が何を抱えているか、本人以外わからない
成長停滞
楽なタスクだけで回り、挑戦的な仕事が振れない
タスク管理8
解決策
指示→タスク化→リマインド→完了報告を自動化する
口頭 / LINE指示 音声メモ→文字起こし テキスト入力もOK AI自動タスク化 担当者・期限を自動設定 台帳に自動登録 自動リマインド 期限前日・当日・超過時 LINEに自動通知 店長ダッシュボード 全員のタスク状況を一覧 完了率・期限遵守率を可視化 タスク負荷の可視化 → 成長に繋がる適切な業務量の設計 → メンバーの成長加速
在庫管理9
課題
手作業の棚卸は工数と不正リスクの二重苦

工数の問題

  • グッズ・ドリンク・食材の棚卸を人が実施
  • 月次棚卸に多大な時間を消費
  • カウントミスによる数値ズレ
  • 30品目 × 毎月の棚卸 = 年間360回の手作業
  • 営業時間外に実施するため残業発生

不正リスク

  • 在庫管理の仕組みが未整備
  • 売上と在庫の突合ができていない
  • 不正の発生を抑止できない状態を放置
  • 「減っているのに売上が立っていない」を検知する手段がない

発注の問題

  • 発注タイミングが個人の勘に依存
  • 欠品や過剰在庫が発生
  • 需要の変動に対応できない
  • 土日の消費量増加を見越した発注ができていない
  • 取引先ごとのリードタイムが管理されていない
在庫管理10
解決策
POS × AIで需要予測・差異検知・自動発注を実現する
POS売上データ 日次自動取込 来館者数データ 商品別販売数 AI分析エンジン 需要予測 差異検知(不正抑止) 発注ポイント算出 曜日・天候・イベント考慮 自動発注提案 発注書自動生成 差異アラート 売上-在庫の不一致検知 棚卸支援 理論在庫との比較表 段階的導入 Phase 1POS連携・突合 Phase 2需要予測モデル Phase 3自動発注
シフト管理11
課題
希望収集→組成→不足分の再依頼、すべてが手作業のループ
希望収集LINE/紙で個別回収回収漏れ多発 手作業で組成Excel/紙でパズル数時間かかる 不足判明穴が見つかる再依頼が発生 再収集→再組成全工程を繰り返し全工程が手作業 繰り返し...
15人
希望を個別に回収
3-5時間
1回の組成にかかる時間
2-3回
不足による再調整の回数
毎月
この作業が発生する頻度
シフト管理12
解決策(開発済み)
AIシフト最適化エンジンで制約を守りつつ自動組成する
LINE希望収集自然言語で希望を送信Claude APIが構造化 OR-Tools最適化15人x31日を30秒で解出力労基法・就業規則を制約化公休・連勤・スキルを考慮 店長確認・微調整Slack承認ボタン手動入れ替えも可能 シフト公開全員にLINE通知 最適化エンジン開発済み LINE/UI連携を実装中
02
管理・数値
係数管理・バックオフィス業務の自動化
係数管理14
課題
集計に時間がかかり、ミスも発生している
手作業集計
店舗ごとの売上・利益を
手作業で集計している
転記ミス
数値の転記・計算で
ヒューマンエラーが発生
遅延
数字が揃うまで
経営判断が待たされる

自動化したい範囲

  • 日次 — 売上・客数・客単価・決済別内訳
  • 週次 — 曜日別トレンド・前週比較
  • 月次 — PL・損益・予実対比・部門別
  • 目標管理 — 目標設定から実数管理まで一気通貫
  • 異常検知 — 前年比・前週比の大幅変動をアラート
  • 人件費率 — 売上に対する人件費の自動モニタリング
  • → あらゆる集計作業をなくしたい
係数管理15
解決策
POS → 自動集計 → ダッシュボードで係数管理を完全自動化
データソース POSレジデータ 勤怠データ 光熱費データ 経費データ 自動集計エンジン 日次: 売上・客数・客単価 月次: PL・損益計算 予実対比・差異分析 人件費率・光熱費率 異常値は自動アラート ダッシュボード リアルタイム数値表示 自動生成ダッシュボード 自動レポート 月次PL・部門別損益 AIによるコメント付き 期待効果 集計工数 → 0 転記ミスも完全排除
バックオフィス業務16
課題
定型業務が人依存で属人化している
業務現状課題自動化
給与振込手作業で計算・振込ミスリスク・属人化
経常振込毎月手作業で処理漏れ・遅延リスク
契約書類作成都度作成フォーマット不統一
採用やりとり個別対応返信漏れ
仕訳処理手作業で仕訳時間がかかる
現金入金物理作業記録の正確性
郵送物処理物理作業管理が煩雑
5業務
完全自動化が可能(◎)
1業務
大部分を自動化(○)
2業務
記録・通知のみ対応(△)
バックオフィス業務17
解決策
勤怠→給与→振込→仕訳をAI+ツールで自動化する

自動化する業務

  • 給与計算 — 勤怠データ→自動計算→振込データ生成
  • 仕訳処理 — POS・経費データ→自動仕訳提案
  • 契約書 — テンプレートから差し込み自動生成
  • 採用対応 — テンプレート返信+面談日程の自動調整
  • 経常振込 — 定期支払いのスケジュール自動実行

活用ツール

  • freee / MFクラウド — 会計・給与・請求の一元管理
  • Google Apps Script — スプレッドシート連携の自動処理
  • Claude API — 仕訳判断・文書生成の知的処理
  • LINE公式アカウント — 採用応募者との自動やりとり
  • Googleカレンダー — 面談日程の自動調整
03
人材・組織
施策チェック・評価指標・クリエイティブ制作・AIリテラシー
施策チェック + AIリテラシー19
施策提案前のAI壁打ちを仕組みとして定着させる

現状の課題

  • 十分に検討されていない施策がそのまま提案される
  • コスト試算・効果予測が甘い
  • 「思いつき」と「検討済み施策」の区別がない

前提: AIリテラシー教育

  • スタッフがAIを使えることが大前提
  • 研修プログラムを整備して導入
  • 段階的に全スタッフに展開

AI壁打ちワークフロー

  • Step 1 — 施策をフォームまたはLINEで入力
  • Step 2 — AIが自動で分析レポート生成
  • コスト試算・想定効果・リスク洗い出し
  • 類似施策の実績比較
  • Step 3 — 分析付き提案書を店長に提出
  • Step 4 — 店長が判断・承認

→ 施策の質が均一化され、的外れな提案が激減

アルバイト評価指標20
改善提案数をKPI化し、現場の主体性を引き出す
評価項目計測方法頻度
マニュアル改善提案数AI自動カウント月次
提案の採用率承認/却下を自動集計月次
タスク完了率期限内完了の割合週次
期限遵守率期限超過の有無週次
出勤率・シフト遵守勤怠データから自動月次
クレーム対応件数インシデント台帳から月次

仕組みのポイント

  • ゼロ工数で計測 — AIが自動でカウント・集計
  • 可視化 — 月次で「改善提案ランキング」を発表
  • 評価面談に連動 — 数値データで客観的に評価
  • ポジティブな仕組み — 「提案したら評価される」文化を作る

マニュアルエージェント(課題1)と連動して初めて機能する

クリエイティブ制作21
テンプレート × AI × 人間デザイナーのハイブリッドが現実解

課題

  • AIで生成するとAIっぽさが残る
  • KIWAMIのブランドらしさが出ない
  • Instagram投稿画像、ステッカー等

AIの限界(現時点)

  • ブランド固有のトーン再現は完全ではない
  • 写真の「空気感」は生成AIでは難しい
  • ロゴ・文字組みの精度に課題

現実的なアプローチ

  • Step 1 — ブランドガイドライン明文化
  • 色・フォント・トーン・写真の方向性
  • Step 2 — Canvaテンプレート整備
  • ブランドに合ったベースデザイン
  • Step 3 — AIでコピー・構成案を生成
  • 過去の反応の良い投稿を学習
  • Step 4 — 人間が最終調整
  • 写真選定・色調整・文字詰め

→ AIで7割作り、人間で3割仕上げる

ツール構成22
AIが全てを処理する。既存ツールはただの「表示窓」として使う

AI経営OS(エンジン)= 主役

  • データ管理 — 全台帳の読み書き・整合性維持
  • 自動集計 — 売上・在庫・勤怠を毎日処理
  • 判断・分析 — 異常検知・需要予測・施策評価
  • 文書生成 — マニュアル・レポート・発注書
  • 外部連携 — POS取込・LINE通知・API連携
  • ワークフロー — タスク管理・リマインド・承認

UI(表示窓)= 交換可能

  • Notion — スタッフが見る・入力する画面
  • LINE — 通知の受取・簡易入力
  • ダッシュボード — レポート閲覧
  • Google Sheets — 表形式のデータ閲覧
UIは何を使ってもいい。既にNotionを使っているならそのまま使えばいい。AIエンジン側がAPIで読み書きする。
システム構成23
AIが全てを処理する。既存ツールは「表示窓」に過ぎない
AI経営OSエンジン(Claude Code) 全ての処理・判断・データ管理の主体 — スタッフは意識しない 自動集計 シフト最適化 マニュアル生成 在庫予測 タスク監視 施策分析 仕訳 6部門AI部長 + AI店長が自律的に連携して稼働 読み書き 通知/受信 取込 生成 UI LAYER — ただの表示ツール(交換可能) Notion等 閲覧・入力 LINE 提案・リマインド POSレジ 売上データ ダッシュボード レポート閲覧 読み書き DATA LAYER — 経営OSのマスターデータ 売上台帳.csv 従業員.csv 在庫管理.csv 経費台帳.csv 勤怠台帳.csv マニュアル.md シフト実績.csv データは全てファイルベース。特定SaaSに依存しない。永続的に自社のもの。
導入ロードマップ24
4フェーズで段階的に導入し、早期に成果を出す
Month 1 Month 2 Month 3-4 Month 5-6 P1: 最優先 係数管理自動化 POS連携→自動集計 シフト管理 本番デプロイ+LINE連携 即効性が高い P2: 高優先 タスク管理自動化 AI+LINE連携 マニュアルAG LINE→AI→台帳 全部門に波及 P3: 中優先 在庫管理 POS連携→差異検知 バックオフィス 会計ソフト連携 POS連携が前提 P4: 並行推進 施策チェック AIリテラシー研修と併行 評価指標・クリエイティブ ブランドGL整備から 組織変革系
想定効果25
AI導入で月間100時間以上の工数削減が見込める
施策現状の月間工数AI導入後削減効果
係数管理・レポート約30時間約2時間(確認のみ)-28時間
シフト管理約20時間約3時間(確認・微調整)-17時間
タスク管理・リマインド約15時間約2時間-13時間
マニュアル作成・更新約15時間約3時間-12時間
在庫管理・棚卸約15時間約5時間-10時間
バックオフィス約25時間約5時間-20時間
合計約120時間/月約20時間/月-100時間/月
ミス0
転記・計算ミスの排除
不正抑止
POS-在庫の自動突合
即時判断
リアルタイムに数字把握
成長加速
適切な負荷でスタッフ育成
拡張性
新課題にも即座に対応
実現への道筋26
5つの前提をクリアすれば、全課題をAIで解決できる
クリアすべき前提対応方法
POS連携
API or CSV出力の可否
レジメーカーに確認。
CSV手動エクスポートでも可
LINE Bot設定
開発者アカウント・チャネル作成
初回のみ人間が設定。
以降はAIが自動運用
会計ソフトの契約プラン
freee等のAPI対応プランが必要
現在の契約を確認し、
必要に応じてプラン変更
物理作業(現金・郵送)
AIにはできない
記録・通知・リマインドで
人間の作業をサポート
スタッフの運用定着
LINE操作への抵抗感
段階的導入 + AIリテラシー研修
で自然に定着させる

これを超えた先にあるもの

  • デモで見せた全課題がクリアできる
  • 係数管理・在庫・シフト・タスク・マニュアル・バックオフィス...全て自動化

さらに重要なこと

  • 経営OSという「OS」が導入される
  • 今日挙がった11課題だけでなく、今後出てくる新しい課題にも即座に対応できる
  • 新しい業務が増えたら → OSにスキルを追加するだけ
  • 店舗が増えたら → 同じOSを展開するだけ
個別課題の解決ではなく、課題を解決し続ける仕組みを手に入れる
Next Steps27
まず係数管理とシフト管理から着手する

今すぐ決めること

  • POSシステムの確認 — API連携 or CSV出力の可否
  • LINE公式アカウント — Bot機能の利用可否
  • 会計ソフトの種類 — freee / MF / その他
  • 既存ツールの確認 — 現在使っているツールをそのまま活用

最初の1ヶ月でやること

  • POS連携の技術検証
  • 係数管理ダッシュボード構築
  • シフト最適化エンジンの本番デプロイ
  • LINE希望収集フローの実装

必要な環境・前提

  • POS API or CSV出力 — 売上データの自動取込
  • LINE公式アカウント — スタッフとの接点
  • Claude API — AI処理エンジン
  • 既存UIツール — Notion等はそのまま活用

次回アクション

POS・会計ソフト・LINEの現状を確認し、
技術検証計画を策定する